フランス語DALF C1試験対策本

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ついに目標にしていたDALF C1取得のための勉強を開始。 B2までしか参考書を出していない出版社があるようで、C1の参考書は少なく、どの本もC1とC2が一緒になっていました。 Cレベルともなると日常的にフランス語を使用している層が多いと想定されているからかもしれませんが、フランスに1度も行ったことが無い筆者のような学習者には本での勉強は必須です。 ・教科書+模擬試験が収録されたDALF C1参考書 日本amazonでRéussir le DALF C1 C2を見る フランスamazonでRéussir le DALF C1 C2を見る 日本amazonでLe DALF 100% réussite C1 C2を見る フランスamazonでLe DALF 100% réussite C1 C2を見る こちらの2冊はDALF C1の試験問題の解き方が丁寧に解説されています。 特に作文ではSynthèseとEssai argumentéという日本では馴染みの無い2種類の文章を書かなければならないのですが、その組み立て方や構成のルールを参考書で知る事が出来ました。 作文と口頭表現の解答例の例文が複数載っているので試験に活かせます。 ・DALF C1の模擬試験集 日本amazonでABC DALF C1 C2を見る フランスamazonでABC DALF C1 C2を見る こちらは模試が沢山収録されているので上の2冊を終えてから取り組みました。 試験と同じ条件で問題集に取り組むことで時間配分の練習にもなりますし、試験で出そうな様々なテーマの単語に触れることができました。 ネットにも無料の模擬試験があります。 たまたま試験本番にこのサイトと同じテーマが出ました。 https://didierfle-delf.fr/exercices/c1-epreuve-blanche-web/ ・仏仏辞書 日本amazonでDictionnaire Le Robert Micro Pocheを見る フランスamazonでDictionnaire Le Robert Micro Pocheを見る C1の口頭試験では準備時間に仏仏辞書の持ち込みが可能になります。 C1ではキーワードを別の単語...

フランス語DELF A2試験対策本

アルファベットも知らなかった超初心者がフランス語学習を始めて2ヶ月目、DELF A2の学習に進みました。

A1で購入した参考書が教科書と模擬試験両方含まれていてバランスが良かったのでA2でも同シリーズを使うことに。

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A1が既に構文や時制など初心者向けではなく幅広くて難しかったので、A2の参考書で難易度が大幅に上がった感じはしませんでした。
参考書と同時進行で東京外国語大学言語モジュール北鎌フランス語講座を引き続き活用しました。

筆者はドイツ語を学習していた時と同様の学習ペースで進めようと、DELF A1を1ヶ月間、DELF A2を2ヶ月間、DELF B1を3ヶ月間の勉強期間で取り組み、学習開始後半年でDELF B1を受験する計画を立てていました。
しかしこのA2の参考書を1ヶ月間でやり遂げた後、半年間ずっと試験を受けないときちんと学習を進められているか確かめられないと感じ、A2の学習を終えた時点でTCFを受験することにしました。

そこで購入したのがこちらの参考書です。

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TCFはA1からC2まで全レベルの問題が掲載されているのでA2の参考書を1冊終えたばかりで取り組むのは難しかったですが、新しい単語を知ったりTCF形式に慣れるのに役立ちました。

このTCF参考書は薄いですが、学校・仕事・生活・自然科学・環境問題・歴史等々あらゆるジャンルから問題が構成されており、中身の濃い1冊でした。

試験は、PCを使用したその場で結果が分かるTCF SOを受けることにしました。

試験本番想定外の事態が…。
TCFの参考書には聴解25分、文法20分、読解45分と書いてありましたが、試験本番では読解50分と説明を受けました。
読解は問題量が多く筆者のレベルでは最後まで読み切れないので、5分長くてラッキーと思いました。
でも試験が始まると…パソコン内のタイマーは文法と読解で合計60分しかありませんでした…。
(ちなみに公式サイトでは試験時間は全部で2時間もあると書かれています。)
読解34問中、最後の9問くらい全く読む時間がありませんでした。
もし50分あればあと2問くらい読めたかもしれません。
…ということで、TCFは、問題数や試験時間がいつも一定ではないと思っておいた方が良さそうです。

日本人が得点しやすいのはおそらく文法かと思います。
しかしここでも想定外の事態が…。
フランス語は時制が複雑なので、初心者ながらも時制の区別は出来るようにしておこうと勉強しました。
そして模試でよく出ていたbien queやafin queなどの区別も出来るように、主要なものを覚えました。
でもこれらの問題は本番殆ど出なくてがっくりでした。
そのかわり動詞と前置詞の正しい組み合わせ等がよく出ました。
これは日本語には無い概念なのでドイツ語ではB2でよく出題される苦戦した分野です。しかも種類が多くて覚えるのが大変です。
それから文法セクションでは文法問題だけでなく、半分くらいが語彙問題でした。
文法問題は単語が分からなくても解答を論理的に推測出来る事も多いですが、語彙は分からなければ本当に解き様がありません。
文法が模試と同じような内容ならもっと得点出来たかも、と思います。

時間に追われながらマークシートを埋めていき試験終了。
なんと、ギリギリB1判定を取得できました。

ゼロからフランス語学習を始めて3ヶ月、短い勉強時間で予想以上の成果を上げることができ、3ヶ月後にDELF B1を受験する決意が固まりました。

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